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アジア最大級の短編映画祭がいよいよ6月4日開幕!

アジア最大級の短編映画祭がいよいよ6月4日開幕!

今年もショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)の季節がやってきました! 米国アカデミー賞公認で、アジア最大級の短編映画祭であるこの映画祭で上映されるのは数分から25分前後のショートフィルム。今年も世界の100を越える国と地域から応募された5000本以上から厳選された約200本が一挙上映されます。JVTAは毎年このイベントのサポートを続けており、セリフがない作品やすでに字幕が付いている作品を除いたほぼすべての作品の字幕制作に現在多くの修了生が取り組んでいます。そこで、同映画祭のPR/WEB マネージャーの高橋秀幸さんに今年の見どころを伺いました。
 
 

今年のSSFF & ASIAのテーマは「Cinematic Moment~映画になる瞬間~」です。
映画のワンシーンが、時として自分の人生と重なる瞬間があり、また一方で、人生の一瞬が映画のワンシーンのような輝きを放つ瞬間がある。ショートフィルムからもそれを感じてほしいという意味合いを込めています。
 
 

注目作品は、スター・ウォーズ最新作『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』(12月公開予定)のヒロイン、デイジー・リドリー主演作品の『ブルー・シーズン』、スタンリー・キューブリックが賞賛し、影響を受けたカナダ人の映像作家アーサー・リプセットが手がけた『21-87』です。
 

『ブルー・シーズン』

『ブルー・シーズン』


 

『21-87』

『21-87』


 

現在は監督としても活躍するグザヴィエ・ドランが15歳のときに出演した『鏡』という作品にも注目です。ドランは、2014年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で、ジャン=リュック・ゴダール監督『さらば、愛の言葉よ』と共に長編映画『Mommy マミー』が審査員特別賞を受賞し、いま注目を集めている1人です。
 

『鏡』

『鏡』


 

また、海外の国際映画祭との連携で、台湾・高雄映画祭プログラム、韓国・アシアナ国際短編映画祭プログラム、フランスの短編特集などもあるので、その国々の文化を吸収するという点においては、翻訳者の皆さんにとって、字幕制作にも役立つかもしれません。
 

今年も、新旧含め世界中のショートフィルムから多様性を感じながら楽しんでいただけるラインナップです。一部を除き上映は無料なので、ぜひ気軽な気持ちで足を運んでもらえたらと思います。
 

★ショートショートフィルムフェスティバル&アジアは6月4日スタート!
http://www.shortshorts.org/2015/index.php