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【J-POP Summit 2016レポート】日本のコンテンツを紹介するイベントで字幕体験レッスンを実施!

【J-POP Summit 2016レポート】日本のコンテンツを紹介するイベントで字幕体験レッスンを実施!

2016年7月22日(金)から7月24日(日)の3日間にわたり、アメリカのサンフランシスコで「J-POP Summit 2016」が開催されました。2009年にスタートしたこのイベントは、日本のポップカルチャーの魅力をアメリカの人たちに紹介するイベントで、きゃりーぱみゅぱみゅや水曜日のカンパネラなどの人気アーティストたちがパフォーマンスを披露。また、フード、エンタテイメント、インタラクティブ、トラベルなどのカテゴリーごとに日系企業が、自社の商品や技術をPRするためのブースを出展しています。主な来場客は、日本のコンテンツや文化に興味を持つアメリカ人たちやアメリカ在住の日本人たちで、年々規模が拡大している注目のイベントです。
 
日本の作品に英語の字幕をつけることが多いJVTAは、2012年からこのイベントのスポンサーを務めており、今年初めて字幕制作を体験できるブースを出展しました。それに伴い、ロサンゼルス校の相原マネージャーと東京校のスタッフである堤と小林がサンフランシスコに集結。映像翻訳の魅力を伝えてきました。
 
<出展前日>
スタッフ3名がサンフランシスコに到着。早速、ブースを設営するために会場となったフォート・メイソン・センターへ向かいました。フォート・メイソン・センターはかつて海軍基地でしたが、今はイベントなどに利用されています。JVTAのブースが設けられたのは、エンタテイメント・エリア。来場者に見つけてもらいやすいように、ロゴとジェシー・ナス講師の写真が入った2種類のバナーを設置しました。一体どんな人たちとの出会いがあるのかワクワクしながら、会場をあとにし、次の日の本番に備えました。
 

J-POP Summit 2016の会場

J-POP Summit 2016の会場


<出展1日目>
朝11時のオープンを前に、VIPのチケットを持った人たちが入場。彼らのお目当ては日本のアニメグッズなどを販売するコーナーで、レジは長蛇の列になっていました。その後、一般の人たちが入場し、お昼を過ぎる頃にはたくさんの人たちがイベントを楽しんでいました。一方、この日ブースに来てくれたのは、日本語、英語、韓国語、ロシア語が流暢な女性で、日本語のスクリプトを見ながら真剣に字幕にチャレンジしてくれました。英語以外の言語の翻訳もこれからJVTAが力を入れていく分野なので、彼女のような人材に会えたのは貴重な機会でした。
 
アーティストのライブで会場は大盛り上がり

アーティストのライブで会場は大盛り上がり


<出展2日目>
開催2日目も、ステージで繰り広げられるパフォーマンスの数々に来場者はくぎ付け。音楽に合わせて踊り出す人もいたくらいに盛り上がっていました。企業のブースでは、日本酒の試飲や、伝統文化のパフォーマンスを楽しむ人たちで溢れ、イベントは最高潮。この日、JVTAのブースでは、アニメ好きの男女2人組が字幕翻訳を体験。女性は日本への留学経験があり、なんと趣味の一環で「電車男」を翻訳したことがあるそうです。翻訳者がどのように仕事を受けるのかなど、仕事としても興味を持っていただけました。
 
ロサンゼルス校の相原マネージャーが映像翻訳について解説中

ロサンゼルス校の相原マネージャーが映像翻訳について解説中


J-POP Summitは、3日間で2万人以上の人が来場し、大盛況に終わりました。JVTAのブースにもさまざまなバックグラウンドを持った方たちが訪れてくれましたが、映像翻訳の認知度はまだまだ低いことをスタッフたちも実感。その中で、映像翻訳の面白さや将来的な需要の高さを伝えられたと思います。ブースを出展した以外にも、出演していた水曜日のカンパネラやミッツ・マングローブさん、増田セバスチャンさん、出展していた企業の方々とのインタビューも実施。その詳細は、今後JVTAやGCAIのウェブサイト・メルマガで紹介していきますので、お楽しみに!