コメディ映画の祭典“したコメ”が10周年! JVTAも毎年サポートしています!
9月15日(金)に「第10回したまちコメディ映画祭in台東」が開幕します。台東区在住のクリエイター、いとうせいこう氏が総合プロデューサーを務める“したコメ”では、上野や浅草界隈のさまざまな場所で国内外のコメディ映画を一挙上映。JVTAは今年も総合パンフレットの英訳を担当し、日英映像翻訳科の修了生5人がチームを組んで翻訳に取り組みました。
(C)いがらしみきお/「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会
JVTAは、短編コンペティション「したまちコメディ大賞2017」のアワードスポンサーとしても協力しています。コンペティションで上映されるのは、入選した上映時間20分以内のオリジナル・コメディ作品10本。審査員はいとう氏をはじめ、映画監督の入江悠氏(『22年目の告白~私が殺人犯です~』)や、ポップカルチャーメディア「ナタリー」創設者の大山卓也氏、ミュージシャンの堂島孝平氏、日活株式会社企画編成部長、チーフ・プロデューサーの千葉善紀氏(『冷たい熱帯魚』、『凶悪』)という豪華な顔ぶれ。MTCは今後、このコンペティションでグランプリに輝いた作品の英語字幕作成と海外映画祭出品のサポートを担当します。未来の巨匠に出会えるかもしれないチャンス! どうぞお楽しみに。
また、JVTAの日英映像翻訳科で講師を務めるスクリプトドクターの三宅隆太氏もワークショップに登壇。「よくわかるストーリーづくりの秘訣!」と題して脚本作りの極意を語ります。(同講座は好評のため、すでに定員に達し、受付を終了)
オープニング作品は俳優の斎藤工氏が「齊藤工」名義で監督を務めた『blank13』。主演は高橋一生氏、共演はリリー・フランキー氏という話題作です。13年前に失踪した父と息子の再会を描いたこの作品は、第20回上海国際映画祭(アジア新人賞部門)最優秀監督賞を受賞しています。
“したコメ”では毎年、 “笑い”で多くの人々に喜びを与えた映画人を表彰する「コメディ栄誉賞」を発表しています。今年は、植木等氏の付人を経て舞台やテレビ、映画など幅広く活躍する小松政夫氏に決定。クロージングイベントには「小松政夫リスペクトライブ」が行われ、浅草ジンタやフラワーカンパニーズ、ホフディランらが出演します。
毎年恒例のサイレント映画の口演ライブは、没後40年を迎えたチャップリン特集。『チャップリンの勇敢』と『チャップリンの犬の生活』の2本が上映されます。羽佐間道夫氏、野沢雅子氏、若本則夫氏、山寺宏一氏という日本の伝説的な声優陣が、約100年前の名作に息吹を与えます。
9月の連休はぜひ、下町にお出かけください!!
第10回したまちコメディ映画祭in台東
9月15日(金)~9月18日(月・祝)
公式サイト
http://www.shitacome.jp/2017/