７月のテーマ：海
 

みなさん、こんにちは。MTCの映像翻訳ディレクターとして新しくJVTAに加わった満仲（まんなか）由加と申します。どうぞよろしくお願い致します。
 

MTCで勤務を始めて早３カ月。少しずつペースがつかめてきたような気がしますが、まだまだ分からないことも多く、緊張の毎日です。そんな日々の癒やしとして意外にも活躍しているのが、旅先で買い集めたポストカードと世界の絶景を紹介したガイド本。ポストカードを見ては旅行中の出会いや出来事を思い出してほっこりし、ガイド本をめくっては地球の底知れない美しさに驚愕し、“死ぬまでに行きたい場所リスト”を作りながら脳内旅行を楽しんでいます。
 

その中でも抜群の癒やし効果を発揮してくれるのが、海の写真です。今まで私が訪れた旅先を振り返ると、暑いのが嫌いで、泳ぐこともマリンスポーツもできないのに、宮古島、西表島、オーストラリア、バリ島、グアム、タイなど見事に南国ばかり。目的地に着いても海で遊ぶより、海辺をフラフラしたり、ぼーっと海を眺めていたりしているだけなのですが、なぜだか海に惹かれてしまうのです。
 

特に思い出深い場所は、学生時代に留学していたオーストラリア・タスマニア島のワイングラス・ベイ。オーストラリアといえばゴールドコーストやグレート・バリア・リーフに代表されるようにビーチリゾートの代表格といった場所ですが、タスマニアは違います。確かに海に囲まれてはいますが、海の色はエメラルドグリーンではなく深い藍色。冬になると雪が降ったり路面が凍ったりと、とても常夏の国とは思えない場所なのです。そんなタスマニアでもリゾートらしさ（？）を感じられる貴重なスポットが東海岸にあるワイングラス・ベイ。山の上にある展望台から見下ろすと、ワイングラスの名にふさわしい丸みのある海岸線と南国らしく透明度の高い美しい海を堪能できます。まさに「きれいな海を見る」ことが大好きな私にはぴったりな場所でした。
 

調べてみると、海は高ぶった精神を平常に戻し、精神的な疲れを和らげてくれるのだとか。適度な湿度、塩分による保湿効果、波音などにより、海辺を散歩するだけでリラクゼーション効果を得られるのだそうです。写真だけで癒やされてしまう私は特異なのかもしれませんが、今日も妄想力をフル活用して脳内旅行を満喫しています。
 

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Written by　満仲由加
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[JVTA発] 発見！キラリ☆ 　７月のテーマ：海
日本映像翻訳アカデミーのスタッフが、月替わりのテーマをヒントに「キラリ☆と光るヒト・コト・モノ」について綴るリレー・コラム。修了生・受講生にたくさんのヒントや共感を提供しています。