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発見!キラリ「学びと出会いをくれたキャスティング」

発見!キラリ「学びと出会いをくれたキャスティング」

9月のテーマ:光
 

私は以前、幼い頃からの夢であった職業に就いていました。それは「テーマパークダンサー」です。パレードやイベント、ショーでさまざまな役をやらせていただきました。来場者の方たちに喜んでもらい、自分も大好きな場所で楽しみながら踊る。子どもの頃、自分がそのテーマパークに遊びにいった時、ものすごく楽しくて、ものすごくダンサーがキラキラして見えて「私もああなりたい」「あの場所に立ちたい」と思っていたことを実現していました。
 

自分の中の光るもの
“Bloom where you are planted(与えられた場所で花を咲かせなさい)”という言葉があります。これを胸に過ごしていきたい私が思うのは、「どんな人にもキラリと光る何かがある」ということ。ポジティブに考えて目の前のことを頑張れば、見ている人は見ているし、必ず良い結果や出会いが訪れるということです。
 

ダンサーだった頃、キッズ向けの人気ショーの“MCダンサー”に選ばれたことがありました。それまで“かわいい”というイメージがなかった自分が、キャラクターたちと一緒に踊って、喋る、子ども向けのショーに出演するのです。MCとしてのオーディションもありましたが、どういうわけか通過。そのショーの立ち上げメンバーとなりました。たくさんの子どもたちと接するショーでは話し方のテンションを上げたり、単調にならないように、抑揚をつけて伝えることを学びました。MCというものを経験したことで、人前で話すことに抵抗はなくなりました。また、そこで出会ったメンバーは今でもかけがえのない仲間です。先日はそのショーが終わるということで、一緒に観に行き、泣きながら最後を見届けました。今では学びと出会いをくれたキャスティングに本当に感謝しています。
 

今でもポジティブシンキングを!
キラリと光る何かは、それがいつ、どんなタイミングで生かされるのかは分かりません。でも、そんな瞬間があるとやはり嬉しいものです。映像翻訳の勉強を始め、当校の教務スタッフとして働くようになった今も、ポジティブシンキングを心掛けています。
 

例えば、最近通っている書道教室での一幕。その教室は何回か行くと、先生がその人をイメージした書を描いてくれるのですが、私を見て先生が描いてくれた文字は“星”でした。ここでも自分の中に光る何かが――? とまたまたプラスに考えてみたり。
 

受講生の皆さんの中で、もし映像翻訳者になる夢を叶えるにあたり壁に当たっているのであれば、ぜひ自分を信じて学習に励んでください。教務スタッフとして全力でサポートさせていただきます!
 

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Written by 市川紀子

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いちかわ・のりこ●日本映像翻訳アカデミー・映像翻訳スクール部門スタッフ。英日映像翻訳科「総合コースⅠ・Ⅱ」、「日本語表現力強化コース」の教務を受け持つ。

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[JVTA発] 発見!キラリ☆ 9月のテーマ:光
日本映像翻訳アカデミーのスタッフが、月替わりのテーマをヒントに「キラリ☆ と光るヒト・コト・モノ」について綴るリレー・コラム。修了生・受講生にたくさんのヒントや共感を提供しています。

 
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