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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集Vol.10 UpUp! ドリアンブーム

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集Vol.10   UpUp!  ドリアンブーム

★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 
さて、みなさま。果物の王様と言われるドリアンを食べたことがありますか?ちょうど4月頃からドリアンのシーズンに入り始め、市場や道端でよく見かけるようになりました。私もこのドリアン大好きなのですが、なんだか急に価格が上がってきました。
 
数年前まではドリアンがこんなに注目を浴びてはいなかったと実感するのですが、最近中国人観光客増加とともにドリアン人気も上向きのようです。観光スポットのあちこちに生ドリアンを食べられるようなブースが設けられ、ドリアンチップ、ドリアンアイス、ドリアン羊羹などの商品も充実。
 
数年前までは1キロあたり約275円(約80バーツ)位だったのが今年は1キロ約485円(140バーツ)。(大きさによりますが、一個だと1000-1750円位。)さらに最近、富裕層や中国人向けの新種ドリアンが登場。高すぎると話題で、1キロ約3450円というから驚きです。まるで桐の箱に入ったメロンのよう?! タクラスでも、先生から「中国人向けネット販売でドリアン一個約3400円(990バーツ)。8万個が1分で完売だって!」と話を聞きました。タイで売るより中国へ輸出した方がビジネスになるという風潮です。そんな価格沸騰に意気消沈していたら、友人から日本でもドリアンが売ってる!と写真が送られてきました。山積みされたドリアンの横に「一個7000円」の文字が…。
果物の王様は、どんどん手の届かぬ存在になっていくようです。
 

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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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