花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.15 青い食べ物!?
★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
日本は、朝ドラ『半分、青い。』で盛り上がったようですが、タイでは「青い食べ物」で盛り上がっています!? 食品売場を歩くと赤や緑や青など鮮やかな着色がされている食べ物を見かけます。はじめは着色料でいやー! なんて毛嫌いしていましたが、実はナチュラル。天然植物で色付けされたものなのです。赤はハイビスカスの一種ロゼラ、緑は東洋のバニラと呼ばれるパンダン、青は豆科のバタフライピーといった植物で色付けされたもの。南の国に生存する色の濃い花や葉からの贈り物ですね。バタフライピーは、アンチエイジング効果があり、タイでも注目されているハーブです。バタフライピーのお茶にライムをたらすと紫色に変色するため、ビジュアル的にインスタ映えすると人気倍増! お茶はもちろん、お米、肉まん、アイスクリームまで、近頃青い食品が目につきます。昔、日本で「青い色の食べ物は食欲をそそらない」とインテリアの本で読んだことがあり、想像しながら納得したのを覚えていますが…、世界は広いですね。今、私の前には青い食べ物が存在します。が…、どうも食欲をそそられないのは、私の頭が固いせい?!
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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
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