花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.16 豆腐はまるい!
★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
数日前、お豆腐をまな板の上でカットしていて久しぶりに気づきました。タイの豆腐は、断面がまるいということを! チェンマイに暮らして10年以上たち、慣れすぎた私は、そのことをすっかり忘れていました。タイに来たばかりの頃、バンコクの日本食レストランでお味噌汁に浮かぶ丸い断面の豆腐を見た時には、衝撃を受けたものです。日本で豆腐といえば、「四角い食べ物」が頭に浮かびますが、タイの豆腐はそうとは限らなかったのです。もちろん四角い豆腐もスーパーで見かけますが、丸いチューブに入った豆腐が庶民には一般的です。また、豆腐の種類も主に、卵豆腐、絹ごしのように白く柔らかい豆腐、そしてタイの焼きそばで有名なパッタイに入っている木綿より固めのお豆腐があります。それぞれの豆腐には代表するタイ料理があり、お値段も30円前後。お財布に優しい庶民の味方の素材です。ただずっと気になるのが、このチューブ。半分にカットしてチューブを押すと豆腐が飛び出しますが、かなり柔らかいのでいつも端っこがぐずぐずになってしまうのが難点。タイ人はどうしているのか…。裏技を知りたい今日この頃です。
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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
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