★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 

「いやー、目がチカチカする！」毎年繰り返される煙害問題。今年も3月あたりから状況が悪化しました。すでに10年位前から外国人たちは、この時期にチェンマイから避難したりしていましたが、タイ人は慣れてしまったようで、あまり気にせず過ごしていました。しかし最近になり、P.M2.5が数値化されるアプリケーションをスマホに入れて問題が可視化され、「こりゃ大問題！」と思い始めたようです。きれいな空気とされる空気質指数の値が0-50とするなら、チェンマイでは健康に良くないレベル150-200という数値が頻繁に。そしてある日のある時間は、”危険”とされる600を超えたのです！　まさかの世界一空気汚染された街に？！　山に囲まれたチェンマイの街は、煙で山景色が覆われて真っ白になっているほどなのです。人に会えば、「今日のP.Mはいくつだったね」「今日はまだましだねー」などといった話題があがり、マスクや空気清浄機は売り切れ、デパートでは無料マスクを配布していました。また、煙害の大きな原因である野焼きをして作るマッシュルーム種を購入しないというスーパーも出てきて、民間が積極的に動き始めています。しかし、生活の糧として野焼きをする人々の生活を、保護もしくは変えない限り根本は変わりません。他人事ではなく、みんなが気づいて動くことが第一歩だとつくづく感じたP.M2.5問題。まだまだこれからです！
 
 

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Written by 馬場容子（ばば・ようこ）
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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