花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.24 タイ人の鼓膜はあつい!?
★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
先日、我が家に庭掃除のバイトの男の子がやってきて、さて仕事を始めるかと思いきや、まず大音量で音楽をかけ始めました。音楽をかけるのは良いのですが、その音量に私の鼓膜が耐え切れず(?!) 思わず窓をしめてしまうほど。「ちょっと音量を下げてほしい」とお願いをしたら、その場は音を消して仕事をしていました。あんな音量の中に居られるなんて鼓膜の厚さが違うのでしょうか?
タイのクラブに行ったことのある方は、お気づきかもしれませんが、クラブで流れる音楽の音量は日本より大きい気がするし、お祭りがある夜などは、カラオケやタイの大衆歌謡曲ルークトゥンが風に乗ってどこからともなくやってきて、夜中12時まではガンガンその音にやられてしまいます。周りに迷惑じゃないのかと思いきや、「僕らも祭りで大音量を出すから他の人が出すのも容認する」、お互い様という考えです。お祭りでは車に積まれた大きなスピーカーで流れる音量で踊り狂います。ただ、12時になるとピタッと止むのがすごいところ。祭りっ子チェンマイ人の暗黙のルール。ただ慣れない外国人にとって、この音量や下手なカラオケはかなり耳障り(笑)。はじける時ははじけ切るタイ人のラテン的気質にある種の羨ましさを感じつつ、でもやはり耳栓が欲しくなるのでした。
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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
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