花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.37 タイスイーツの世界へようこそ
★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
皆さん、タイのスイーツというと、何を思い浮かべますか? 日本の和菓子といえばあんこや抹茶味ですが、タイスイーツはもっぱらココナッツミルク味が多いです。代表的なもち米マンゴー(カオニャオマムアン)ももち米にほんのりココナッツ風味がついていて、マンゴーだけで食べた方がおいしいのにといつも疑問に思っていました。実は私、タイに14年暮らしていながら、このココナッツミルクが少々苦手で、タイのスイーツやココナッツミルク入り料理に積極的には手を出していませんでした。それがコロナによる自粛生活のなかで、家に余っていたココナッツミルクを使ってマンゴー寒天を作って以来、ココナッツプリンにハマり始め、今ようやく受け入れられるようになったのです。そして最近は市場に行けば、今まで見向きもしなかったタイのスイーツに目がいくようになりました。この写真のお菓子は、カノムチャン。タイでは縁起の良い9層になったタイのミルフィーユ!? 一層一層流しては蒸してと手間がかかるお菓子だそう。もちもちしていて、ほんのりココナッツ風味の軽い甘さで、縁起の良いお菓子とされているそうです。今日購入したのはアンチャンという紫のお花の色でブルーに色付けしてありますが、緑やピンクなどもあります。ココナッツ風味の❝ういろう❞というのが一番近いでしょうか。コロナのお陰で、私のココナッツミルクに対する偏見がなくなり、タイスイーツの世界が大きく広がったのでした。こちら