花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.5 サンタクロース in チェンマイ
★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」がリニューアル!
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
日本では今年、どんなクリスマスを過ごされましたか? イルミネーションなどでとても華やかだったのではないでしょうか?
10年以上前のチェンマイでは、暖かいせいかクリスマスっぽさはなく、また仏教国のため、クリスマス直前になってようやく、スーパーやデパートで、「もみの木」や「メリークリスマスと書かれたパネル」が飾られているくらいでした。そのクリスマス飾りは中国のお正月頃まで続き、年末年始に見るたびいつも「しまわないのかなあ…」と気になるのでした。当時は、キリスト教普及のために来ていた外国人や、タイのキリスト教信者がお祝いしていた感じですが、あれから10年以上経ち、今ではショッピングセンターの前に豪華なツリーが飾られ、売り場でもクリスマス用の限定菓子やケーキが並び始めるなど、じわじわとタイでもクリスマスが浸透しつつあります。ただ、まだサンタクロースはやって来ないのです! そう、子どもの間でサンタクロースという存在はまだあまり根付いていなくて、日本や西洋の子どものようなプレゼントの驚きや楽しみはないのです。この写真のカードのように、やはり暖かいところのサンタクロースは、サバーイサバーイ(気持ちよく、快適に!)と働かないのかな?!
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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
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