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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.58 ジャックフルーツがくれた教訓!?

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.58 ジャックフルーツがくれた教訓!?

★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 

近所のおばさんから、自宅で採れたジャックフルーツ(カヌン)をお裾分けでいただきました。以前コラムでもご紹介した(Vol.41 縁起のいいカヌン)この果物。マンゴーやパパイヤと同じように、熟す前は料理の材料として使われて、熟したものはフルーツとしていただきます。今回いただいたのは黄色く良く熟したもの。同じ果実でも私が好きなジャックフルーツは、熟す前のカレーに入れたりするもので、ホクホクした食感が気に入っています。正直フルーツとしてのカヌンは、水々しさもなく、食感がキュッキュとした感じで、匂いも少々あり、自分では特に買わないほどの存在。しかし、せっかくいただいたし、とりあえず冷蔵庫に冷やして食べてみたら…、あらまあ、今まで食べた先入観たっぷりのジャックフルーツとは大違い!もちろん自分で購入するほどではないけれど、やっぱり数回食べてみないとわからないものだなあと自分のジャックフルーツに対する偏見を実感しました。そういえば、果物の王様ドリアンや独特のハーブ、パクチー、匂いのあるチェンマイ料理などもそうでした。1〜2回食べた時は、さほどでも…と思ったものも、食べる回数が増すたびに、だんだん舌が慣れてきて、おいしい一皿に出会ってからは偏見もなくなり、時にはその食べ物にハマってしまうのです。物事一回で決めてしまうにはもったいない。現代社会では、とかく速さや結果をすぐ求められますが、「もっと長い目で、心をオープンにそして柔軟にチャレンジしたら世界が広がるんだ!」とジャックフルーツがくれた小さな実のある教訓でした。
 
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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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