News
NEWS
花と果実のある暮らしinCO

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.88 アンティーク家具に見る世界事情

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.88  アンティーク家具に見る世界事情

★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。

今、友人が新しい家を建てています。その家にタイのアンティーク家具を揃えたい!ということで、先日、アンティーク家具ハンティングに一緒に行く機会に恵まれました。私も10年くらい前にアンティーク家具屋巡りにハマった時期があり、久しぶりに一緒にショップホッピングをしてびっくりしたことが…。当時に比べて物が極端に少なくなっていているのです!ちょっとした手頃な椅子や机など、タイならではの古くて良い家具はどこへやら!?お店の人曰く、「みんな海外に流出しちゃったのよー。」と、あっけらかん。「日本人も昔は買い付けに来ていたけど、最近はめっきり来ないねえ。」とも。タイ人も現代の新しくて安い家具に魅了されて、重たい木製の家具を手放してしまっているそうですが、そうした家具を外国人が買い付けているわけです。おもしろい事に、今は反対にヨーロッパの家具がどんどん輸出され、安くなってアジア、特にタイや中国で売れているとのこと。なんだか家具を通じて世界の経済の流れを垣間見て、また、グローバルな世界になった今、物の流通も地球規模でどんどん移動しているんだなあとしみじみ感じた1日でした。

移築されて売られている米蔵
アンティークの家具

—————————————————————————————–

Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)

東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
—————————————————————————————–

花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美バックナンバーはこちら

◆【2025年4月期 英日&日英受講生受付中!】
各種学校説明会を随時開催!
英日&日英の字幕翻訳体験つきイベントや、70分でJVTAの詳細が分かるイベントなどを随時開催しています。

【ロサンゼルスしか学べないこと、経験できないことがある】
留学にご興味を持ったら、まずは「リモート留学説明会」「リモート個別カウンセリング」にご参加ください。