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【2021】今年もJVTAは多くの映画祭をサポート

【2021】今年もJVTAは多くの映画祭をサポート

世界の傑作を集めた国際映画祭で欠かせないのが、字幕や吹き替えだ。コロナ禍の2021年はオンライン配信のみというスタイルも確立され、さらに多くの人が参加できる新たな開催の形も生まれた。JVTAは毎年、多くの映画祭を字幕や公式プログラムの翻訳などでサポート、JVTAで学んだ翻訳者が活躍している。今年も米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」や世界最大級の日本映画祭「ニッポン・コネクション」、さまざまなセクシュアル・マイノリティに関する作品を上映する「レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」、映画を通じて難民問題への関心を高める「UNHCR WILL2LIVE Cinema」などに協力した。今年の映画祭サポートを振り返ってみよう。
 

★第13回恵比寿映像祭「映像の気持ち」
2021年2月5日(金)~2月21日(日)[15日間]〈8日(月)、15日(月)休館〉
東京都写真美術館、日仏会館、地域連携各所ほか

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恵比寿映像祭は、展示や上映だけでなく、インスタレーション、トーク・セッションなどさまざまなジャンルの作品を集めた“映像とアートの国際フェスティバル”だ。13回目を迎える今年のテーマは、「映像の気持ち」。「動画」であるということ、に焦点をあて、映像の楽しみ方を広げるテーマを掲げた。JVTAは字幕翻訳で毎年参加しており、今年はアーティストKEIKENの展示作品の映像2作品の字幕を修了生が手がけた。
 

公式サイト:https://www.yebizo.com/jp/
 

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・字幕もアートの一部 第13回恵比寿映像祭「映像の気持ち」が開催中!
 

★ニッポン・コネクション
2021年6月1日(火)~6月6日(日)
オンライン開催

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「ニッポン・コネクション」は、長編、短編、インディーズ作品など幅広いジャンルの日本映画が上映される世界最大級の日本映画祭。JVTAは、Nippon Visions Jury Award(ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞)のアワード・スポンサーとして参加するほか、日英字幕翻訳のワークショップ、日本映画にまつわるレクチャーなどを通じて映画祭をサポートしている。
 

公式サイト:https://nipponconnection.com/en/start/
 

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・大解剖!ニッポン・コネクション2021
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・【インタビュー】今、“映像翻訳”が求められている 世界最大級の日本映画祭「ニッポン・コネクション」6月1日オンライン開催
・『アスタースクールデイズ』稲田百音監督インタビュー
・『タヌキ計画』チェ・ユシン監督インタビュー

 

★特別企画『レフュジー 家族の絆』オンライン上映&トークイベント』
世界難民の日2021年6月20日(日)

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6月20日は「世界難民の日」。この日は毎年、難民の支援と援助に関する意識を高めていくために、さまざまなイベントが行われる。映画『レフュジー 家族の絆』のオンライン上映もその一つだ。この作品の字幕翻訳は、国連UNHCR協会の依頼でJVTAの修了生9名が手がけた。JVTAとUNHCRとの繋がりは2008年から続いている。2006年開始の「難民映画祭」(現在は「UNHCR WILL2LIVE Cinema 2021」に改称)の第3回から、上映作品の日本語字幕をJVTAの修了生が手がけてきた。
 

公式サイト:https://peatix.com/event/1915033/view
 

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・6月20日は「世界難民の日」特別オンライン上映 『レフュジー 家族の絆』に込めた字幕翻訳者の想い

 

★ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021(SSFF & ASIA )
2021年6月11日(金)~21日(月)
オンライン会場 4月27日(火)~6月30日(水)

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「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭。今年で23年目を迎える。JVTAは毎年、上映作品の字幕制作でサポートを続けてきた。今年も約250本の作品が上映され、約100人の修了生が翻訳を手がけた。
 

公式サイト:https://shortshorts.org/2021/ja/
 
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・「SSFF & ASIA2021」オープニングセレモニーが世界にライブ配信!
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★第29回レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
2021年7月16日(金)〜22日(木・祝) @シネマート新宿
2021年7月23日(金・祝)〜29日(木) @シネマート心斎橋

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1992年から開催され今年で第29回目を迎える歴史ある映画祭(2020年は新型コロナウイルスの影響で中止)。さまざまなセクシュアル・マイノリティに関する作品を上映し、多様で自由な社会の創出に貢献している。JVTAはこの映画祭の趣旨に賛同し、毎年字幕制作でサポートしており、今年は日本初公開となる7本の長編と6本の短編の字幕を手がけた。
 

公式サイト:https://rainbowreeltokyo.com/2021web/
 

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・「レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」が築いてきたもの
・【レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~が開幕】多様性を字幕にするということ

 
★第43回ぴあフィルムフェスティバル
東京 2021年9月11日(土)~25日(土)※月曜休館 国立映画アーカイブ
京都 2022年1月8日(土)~16日(日)※11日(火)休館 京都文化博物館

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“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに1977年にスタートし、新人監督の登竜門として知られる映画祭。インディペンデント映画を国内最大規模で集めたコンペティション部門の他に、独自のプログラミングによる招待作品やレトロスペクティブの上映などを実施しており、JVTA も毎年、字幕制作などで協力、今年は『ミカ・カウリスマキ/ママ・アフリカ ミリアム・マケバ』の日本語字幕を担当した。
 

公式サイト:https://pff.jp/jp/
 

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新しい才能と出会う!ぴあフィルムフェスティバルがリアル会場とオンライン で開催中!

 
★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭
2021年9月25日(土)~10月3日(日)
オンライン配信

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“若手映像クリエイターの登竜門”として知られる映画祭。今年で第18回目を迎えるこの映画祭はこれまで、『孤狼の血 LEVEL2』の白石和彌監督、『浅田家!』の中野量太監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、『岬の兄妹』の片山慎三監督など、新進気鋭のクリエイターを数多く生み出してきた。JVTAは毎年、国内コンペティションのノミネート作品を英語字幕制作でサポート。今年も長編部門4作品と短編部門2作品の英語字幕をJVTAで学んだ翻訳者が手がけた。
 

公式サイト:https://www.skipcity-dcf.jp/
 

【関連記事】
・【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 × JVTA】英語字幕PROゼミとは?

 

★「UNHCR WILL2LIVE Cinema 2021 募金つきオンラインシアター」
開催日時:2021年10月1日(金)~2021年11月14日(日)
オンライン配信

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映画を通じて難民問題への関心を高めるこの取り組みではこれまで、世界各地から集められた約240作品を上映し、10万人以上が参加した。JVTAはその趣旨に賛同し、2008年から字幕制作でサポートしており、10年以上にわたり、多くの修了生が協力してきた。今年も3本の作品の日本語字幕を27名の修了生が手がけている。また、JVTAは、UNHCR70周年のPR動画『Who We Are~UNHCR70年のあゆみ』の日本語吹き替え版の制作も担当した。
 
公式サイト
「UNHCR WILL2LIVE Cinema 2021 募金つきオンラインシアター」
https://unhcr.will2live.jp/cinema2021/
「UNHCR WILL2LIVE ムーブメント」
https://unhcr.will2live.jp/
 

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・国連UNHCR協会×JVTA 翻訳者だからできる難民支援のカタチ「UNHCR WILL2LIVE Cinema 2021 募金つきオンラインシアター」がスタート
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★秋の国際短編映画祭
オンライン会場:10月1日(金)~31日(日)
リアル会場(東京都写真美術館ホール):2021年10月21日(木)〜24日(日)
上映会場 : オンライン会場、東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内)
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「秋の国際短編映画祭」では、今年6月に行われたショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)の各部門各賞に選ばれた傑作の数々を再上映された。
 

公式サイト:https://www.shortshorts.org/2021autumn/ja/
 
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・【SSFF & ASIA2021】秋の国際短編映画祭が東京都写真美術館で開催!

 
★第34回東京国際映画祭(TIFF)
2021年10月30日(土)~11月8日(月)[10日間]
シネスイッチ銀座(中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、東京国際フォーラム、TOHOシネマズ 日比谷(千代田区)
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東京国際映画祭(TIFF)は、1985年に日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生。才能溢れる新人監督から熟練の監督まで、世界中から厳選されたプレミア作品が集結し、毎年メディアでも大きく報道される人気のイベントだ。この映画祭のプログラミングチームのスタッフとして、JVTAの修了生が運営に携わっているほか、JVTAは今年も公式プログラムと映画祭ガイドの英訳を担当。また、コンペティション部門に選出された『三度目の、正直』(野原 位監督)の英語字幕も手がけた。
 

公式サイト:https://2021.tiff-jp.net/ja/
 
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★フィンランド映画祭2021
2021年11月13日(土)~19日(金)
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2021年フィンランド・アカデミー賞(Jussi賞)受賞の2作品を含む長編5作品と短編1作品(字幕なし)が上映された。JVTAは今年もその日本語字幕をサポート、JVTAで学んだ5名の映像翻訳者が手がけた。ドキュメンタリーやヒューマンドラマ、青春ドラマなどバラエティに富んだラインナップとなった。
 

公式サイト:http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000554
 

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・【フィンランド映画祭2021】字幕翻訳者5人が語る 上映作品の魅力

 

 
★ペルー映画祭
2021年11月27日(土)~12月10日(金)新宿K‘scinema
2022年にも横浜シネマリンと京都シネマで開催予定

ペルー映画祭
日本で初の開催となるペルー映画祭が開催。今年2021年は、ペルー独立から200周年にあたる。上映されるのは、14作品。JVTAは今回、『わが町の映画館-ペルー映画館の記跡-』の日本語字幕を担当した。
 

公式サイト:https://www.peru-film-festival.com/
 

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・【JVTAが字幕制作に協力】ペルー独立200年 ペルー映画祭が日本で初開催!

 
★第3回東京国際ろう映画祭
会場上映:12月4日(土)、5日(日) 渋谷 ユーロライブ
オンライン上映:12月4日(土)~12日12日(日)

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第3回東京国際ろう映画祭(TDF)で上映されるのは、世界から集まったろう者に関する映画やろう者が制作した作品だ。JVTAは第1回から協力しており、今年も修了生が外国語作品の翻訳字幕や、映画祭の運営に携わったほか、シンポジウムにも登壇した。
 

公式サイト:https://tidff.tokyo/
 

【関連記事】
・【JVTA修了生が運営と翻訳字幕で協力】東京国際ろう映画祭が12月4日(土)に開幕 

 
 
◆字幕、吹き替えなど翻訳案件のご依頼はメディア・トランスレーション・センター(MTC)へ
https://www.jvtacademy.com/translation-service/

 

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