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今年初のオンライン配信が好評 UNHCR WILL2LIVE Cinema 2020 第2弾がスタート!

今年初のオンライン配信が好評 UNHCR WILL2LIVE Cinema 2020 第2弾がスタート!

2006年、難民問題を広く知ってもらうことを目的に「UNHCR難民映画祭」が誕生しました。これまで約240作品を上映し、10万人以上が参加しています。第3回からはJVTAが字幕制作でサポート。毎年、多くの修了生がボランティアで協力してきました。15回目を迎える今年、新型コロナウイルス感染拡大で世界の難民を取り巻く環境はこれまでにない危機に直面しています。紛争や迫害で故郷を追われた人たちの数は 7900 万人を超え、 第二次世界大戦以降最多となる今、初のオンラインでの開催を実施。「UNHCR WILL2LIVEムーブメント」として生まれ変わり、音楽ライブの配信に加え、国連が定める「世界難民の日」(6月20日)から8月末にかけて過去の上映作品6作品の募金つきオンラインシアター UNHCR WILL 2 LIVE Cinema 」が行われました。
【関連記事】https://www.jvta.net/tyo/2020will2live/
Cinemaキービジュアル
●初のオンラインシアター 新たな視聴者層に届き好評
主催の国連 UNHCR 協会によると、参加者のうち、女性が8割に増え(2019年は女性が 58%)、20代、30代が5割(2019年は32%)を占めています。参加者の5人に1人は「過去に難民映画祭に参加したことがある」と回答したのに対し、「オンラインになったことで、地方在住や子育て中でも気軽に参加できるようになった」「コロナ収束後もオンラインシアターと会場での上映を併用してほしい」という声も多く寄せられました。参加者の9割はまた参加したいと答えており、新たな層に難民問題を考えてもらえるきっかけとなりました。

 
●視聴者からのアンケートより
・さまざまな視点から難民の方々を捉えていて、厳しい現状、現場への理解が深まりました。
自分に何かできることはないかを考えるきっかけになりました。
・子どもが小さく映画館に足を運ぶのは難しかったので、オンライン企画はありがたかったです。
・毎年参加したいと思いながらも、地方に住んでいるため参加できませんでした。今回オンラインで企画してくださり、非常に嬉しかったです! 是非今後も、オンラインでも開催してくださることを楽しみにしております。
・難民について、ほとんど知りませんでしたが、映画を通して、現状を知ることができました。信じられない状況ばかりでしたが、その中でも力強く生きている方 特に女性たち 、子どもたちの笑顔にパワーを感じました。
・どの作品も深く心に残ったのですが、特に『ミッドナイトトラベラー』は、自分の人生に影響を与える、といえるほど、自分にとっては大きなインパクトでした。
・新聞やネット記事ではわからない臨場感ある体験は映画ならではのものと思いました。
・主人公達や周囲のその後なども気になります。
・映画をみているうちに登場人物たちに近しさを覚え、他人事ではないなと胸が締め付けられました。遠い国の話ではなく、いま同じ世界で起きていることだとよりリアルな感覚をもつことができました。 知ることはとても大切ですね。
・世界で起きていることの例として日本の子供たちが視聴する機会が増えると素晴らしいと思います。
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W2L_MV_v2
そしていよいよ11月1日(日)、募金つきオンラインシアター UNHCR WILL2LIVE Cinemaの第2弾がスタートします! ラインナップされた6作品のうち、3作品の字幕をJVTAが手がけました。
※JVTAが字幕を手がけた作品(翻訳者のコメントは過去の上映時の記事です)

 
◆ザ・ケーブ(原題:The Cave)
ザ・ケーブ作品画像クレジット入り
第92回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品。シリア内戦により荒廃した街の地下病院を舞台に、過酷な環境で働く医師のアマニ・バロアと同僚の女性たちの姿を捉えています。

 
◆安住の地を求めて ~LGBT として生きる~(原題: UNSETTLED: Seeking Refuge in America)※
安住の地を求めて作品画像クレジット必要なし_
LGBTであることにより迫害を受け、母国からアメリカに第三国定住した4人の若者の人生を追ったドキュメンタリー。人としてただ当たり前に生きたいという彼らの想いは叶うのでしょうか?
※青山学院大学総合文化政策学部「映像翻訳ラボ」がJVTAの指導協力のもと字幕翻訳を担当しました。

 
◆ソニータ(原題:SONITA)※
ソニータ作品画像クレジット入り
タリバンから逃れるためアフガニスタンから難民としてイランへ逃れた少女ソニータ。女性への差別や政略結婚を強いられながらも、強い信念を持ちラップミュージシャンを目指します。
【JVTA修了生・翻訳者による作品紹介】
https://www.jvta.net/tyo/2016nanmin-senzakisan/
https://www.jvta.net/tyo/sonita2017/

 
◆アレッポ最後の男たち(原題:De sidste maend i Aleppo)※
アレッポ最後の男たちクレジット入り
内戦が続くシリアの都市アレッポで撮影されたドキュメンタリー映画。爆撃を受けた瓦礫の中で救助活動を続ける民間救助隊の姿を追った同作は、第90回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたほか、世界中で20以上の映画賞を受賞しています。
【JVTA修了生・翻訳者による作品紹介】
https://www.jvta.net/tyo/2019-aleppo/
https://www.jvta.net/tyo/unhcr2017-aleppo/

 
◆女を修理する男(原題:La Colère d’Hippocrate)
女を修理する男作品画像クレジット必要なし-02
レイプ被害にあった数多くの女性を治療したコンゴ民主共和国出身の婦人科医、人権活動家デニ・ムクウェゲの姿を追ったドキュメンタリー。彼は、2018年にノーベル平和賞を受賞しました。

 
◆ナディアの誓いー On Her Shoulders (原題 On Her Shoulders)
ナディアの誓い作品画像クレジット入り_アートボード 1
2018年のノーベル平和賞を受賞した23歳のヤジディ教徒、ナディア・ムラド。過激派組織ISISによる虐殺と性奴隷から逃れ、国連親善大使として人身売買の被害者らの尊厳を訴える活動を続けています。
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オンライン配信なので場所や時間を問わずに鑑賞できます(料金は2000円~)。翻訳を手がけた修了生の皆さんは、ぜひご家族、ご友人にもご案内ください! 

 
「UNHCR WILL2LIVE Cinema 2020 募金つきオンラインシアター」
2020年11月1日(日)~12月10日(木)
詳細・お申込みは公式サイト


 
◆国連UNHCR協会公式YouTubeチャンネルではUNHCR親善大使のMIYAVIさん、国連UNHCR協会報道ディレクターの長野智子さんほかのメッセージが紹介されています。
https://www.youtube.com/c/JapanforunhcrOrg

 
◆上記以外にもJVTAは今年、『レフュジー 再会への旅路』『ランナー 奇跡へのチケット』の字幕を手がけました。『レフュジー 再会への旅路』は大学や団体、企業での上映会「UNHCR WILL2LIVE パートナーズ」のラインナップに含まれています。(『ランナー 奇跡へのチケット』は現在上映企画を検討中)
(C)REFUGEE DOC LTD.
(C)REFUGEE DOC LTD.

 
◆明星大学 特別先行上映会/UNHCR WILL2LIVE パートナーズ
詳細はこちら

 
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