【JVTAが英語字幕を制作した作品も上映!】
世界最大級の日本映画祭「Nippon Connection」、
見どころを紹介!
「ニッポン・コネクション」は、長編、短編、インディーズ作品など幅広いジャンルの日本映画が上映される世界最大級の日本映画祭。JVTAは「Nippon Visions Jury Award(ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞)」のアワード・スポンサーとして参加するほか、日英字幕翻訳のワークショップなどを通じて本映画祭をサポートしている。
第22回のニッポン・コネクションは、二度のオンライン開催を経て2年ぶりに現地で開催となる。約100本の短編・長編映画が上映予定であり、JVTAがこれまで関わった過去の作品も上映される。今回は本映画祭の見どころをご紹介する。
●濱口竜介監督の最新作も登場!「ニッポン・シネマ」
日本を代表する映画人たちの最新作品が揃う「ニッポン・シネマ(NIPPON CINEMA)」部門では、アカデミー賞受賞も果たした濱口竜介監督による『偶然と想像』が上映される。2021年のベルリン国際映画祭にて銀熊賞を受賞した本作品。英語語字幕制作はJVTAの修了生が担当した。(▶関連記事)
他にも19世紀末の日本における停滞と変化の物語をメランコリックに描いた、オダギリジョー監督の長編初監督作品『ある船頭の話』が上映。また、『カメラを止めるな!』(2017)の上田慎一郎監督によるコメディ『ポプラン』、三池崇史監督によるギャグ、アクション、ミュージカル要素満載の『土竜の唄 FINAL』など、注目作品が目白押しだ。
『偶然と想像』(濱口竜介監督)
『ある船頭の話』(オダギリジョー監督)
●JVTAが字幕制作に携わった作品も上映「ニッポン・アニメーション」「ニッポン・ビジョンズ」
「ニッポン・アニメーション(NIPPON ANIMATION)」部門では、細田守監督の『竜とそばかすの姫』が上映。バーチャル世界の中で古典的な「美女と野獣」のストーリーを描いた本作は、2021年に日本でも大ヒットを記録した。JVTAも本作の多言語字幕翻訳に協力している。
若手監督へ実験的アプローチへの場を提供する「ニッポン・ビジョンズ(NIPPON VISIONS)」部門では、俳優だけでなく、ミュージシャン、モデル、監督として多彩に活躍するディーン・フジオカ氏が主演とプロデュースを務めた松永大司監督のアクション映画『Pure Japanese』や、工藤梨穂監督による繊細なLGBTQのドラマ『裸足で鳴らしてみせろ』(JVTAが英語字幕を担当)などが海外のオーディエンスに届けられる。 JVTAはこの部門のアワード・スポンサーとして協力。受賞監督の次回作に英語字幕を提供する。
上映作品一覧は▶こちら
●JVTAと海外大学による英語字幕制作作品も上映
「ニッポン・ビジョンズ(NIPPON VISIONS)」部門内の「JVTA Meets PIA Film Festival: Shorts」では、『グッバイ!』(中塚風花監督)、『転回』(岩崎敢志監督)の2作品が上映される。両作品の英語字幕は、JVTAと海外の大学生が日本の短編映画を世界に発信するプロジェクト「海外大学字幕プロジェクト(GUSP)」を通じてベルギーのゲント大学とドイツのハインリッヒ・ハイネ大学の学生が担当。日本国外で初上映となる。
GUSPでの授業の様子は、JVTAの特設サイトで見ることが可能。
●毎年恒例 JVTAのワークショップも開催!
そして「ニッポン・カルチャー(NIPPON CULTURE)」部門では、日本文化に触れることができる様々なプログラムが開催予定。JVTAは「JLMI Online – Interactive Course For Japanese Learners」と「Online Workshop: Subtitling」を実施する。
「JLMI Online – Interactive Course For Japanese Learners」は、JVTAが運営するJLMI(Japanese Languages and Media Institute)のワークショップで、講師のビル・ライリーが映画、マンガ、アニメを題材に日本語学習者に向けたレクチャーを行う。
「Online Workshop: Subtitling」もビル・ライリーが講師となり、実際の日本映画のシーンを取り上げながら字幕制作について解説する。オンラインで開催されるワークショップなので、日本からも参加可能だ。
■オンライン・ワークショップ JLMI Online – Interactive Course For Japanese Learners
※日本では5月26日(木) 20時スタート
■オンライン・ワークショップ Subtitling-Workshop
※日本では5月28日(土)19時スタート
上映作品やワークショップ、その他イベント情報については公式サイトから。
●「ニッポン・コネクション」公式サイト
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