【修了生が主催・出演】「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション」が今年も9月8日(金)に開催!
9月8日(金)、ルーテル市ヶ谷ホールで、手話とライブの音声ガイド付きの舞台「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション〜すきとおったほんとうのたべもの〜」が上演される。
主催はJVTAのバリアフリー講座修了生の彩木香里さんが代表を務める「ものがたりグループ☆ポランの会」。今年没後90年となる宮澤賢治の作品を上演している劇団だ。今年の演目は、「注文の多い料理店 序」「注文の多い料理店」「土神と狐」。手話パフォーマンス、バイオリンとピアノの生演奏、ポランの会による語り、字幕で、見えづらい人も聞こえづらい人も誰もが同じように宮澤賢治の世界観を味わうことができる。この企画は昨年2022年に初上演。(※1)大きな反響を受けて実現した2回目の公演は、パフォーマーの数も増えてさらにスケールアップした内容になるという。会場ロビーでは見えにくい人のために衣装に触る体験もできる。音声ガイドを修了生の原ミユキさんと飯野桂さん、チラシなどのデザインを同じく修了生の深田美千代さんが担当している。
◆2022年公演のダイジェスト動画
彩木さんは現在、プロのナレーターとして、テレビや映画の音声ガイドのナレーションほか、東京芸術劇場、新国立劇場など舞台公演の音声ガイド制作やナレーション、舞台説明会など様々な現場で活動中。昨年は劇場公開されたドキュメンタリー映画『こころの通訳者たち What a Wonderful World』に出演。舞台手話通訳者たちの動きを音声ガイドで伝えるという実験的な試みに挑戦した話題作だ。(※2)
★彩木香里さんのメッセージ
「異なる感覚や文化を持つ表現者たちによる異なる切り口の表現が、ライブセッションのように融合する重層的で奥行きのあるステージです。ステージ上での語りや手話パフォーマンスは、芸術表現であると同時に、それ自体が鑑賞サポートとして機能するという新たな取り組みに、音声ガイドをつけることにもチャレンジしています。ぜひ劇場でご覧ください!」
このイベントは当日会場で鑑賞するほか、ライブ配信とアーカイブ配信でも観ることができる。(字幕・音声ガイドがついたアーカイブ版は、公演終了後約1週間を目安に公開予定。10月8日23:59まで視聴可能)日々進化している舞台のバリアフリー化の今をぜひ、ご自身で体験してほしい。東京に加え、宮澤賢治の故郷である花巻公演も行われる予定だ。
※1 2022年の「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション」の取材記事はこちら
※2 『こころの通訳者たち What a Wonderful World』の取材記事はこちら
手話と音楽と語りで綾なすライブセッション 2023
〜すきとおったほんとうのたべもの〜
作・宮澤賢治
【東京公演】
2023年9月8日(金) ルーテル市ヶ谷ホール
【昼公演】開演13時00分 開場12時30分 受付開始12時00分
【夜公演】開演19時00分 開場18時30分 受付開始18時00分
上演時間 1時間30分(予定)休憩20分
※詳細は公式サイトをご覧ください。
https://polan1010.com/livesession_2023/
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