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日本語表現力強化コース修了生 宇佐見亜沙さん「言葉に対する向き合い方が変わりました」

日本語表現力強化コース修了生 宇佐見亜沙さん「言葉に対する向き合い方が変わりました」

修了生の宇佐見亜沙さんは、「映像翻訳Web講座プロフェッショナルコース」を2016年1月に修了。その後、トライアルを受け続けてもなかなか合格できずに悩んでいました。そんな時、「日本語表現力強化コース」を受講。これをきっかけに言葉に対する意識が変わり、見事トライアルに合格しました。現在は映像翻訳者として活躍するほか、JVTAの学校教育部門が行う高校での講義の助手も務めています。この講座で具体的に何を身につけることができたのか、宇佐見さんに聞いてみました。

 
◆日本語表現力強化コースを受講しようと思ったきっかけは?
胸を張って言えることではありませんが、私はトライアルに合格するまで9回落ち続けていました。一番苦しかったのは「なぜ不合格なのか」がよく分からなかったときです。評価表の指摘を読んでも、フィードバックを受けても、腑に落ちず悶々とすることが多々ありました。「サンプル訳と自分の訳、大して変わらないじゃないか!」憤りを感じたことも。でもそんなことを考えても仕方がないと前を向き、とにかく先の見えないトンネルから抜け出したい一心で、出来ることは全てやろうと決めました。そこでまずは、いつも評価が低かった「日本語表現力」を身につけなければと思ったのです。

 
◆実際に受けてみてどんな点が良かったですか?
自分の日本語表現の評価が低い原因が分かった点です。課題は映画紹介記事など、自分でゼロから考えて文章を書き、クラス全員の前で添削されます。丸山講師の添削は非常にロジカルで、「なぜこうした方が良いのか」など、赤ペンを入れる理由をとても細かく丁寧に説明して下さいます。これが本当に分かりやすい!「彼が」と「彼は」の違い、情報を出す順序、原文に引っ張られない表現など、それまでは大差ないと思っていた“一文字”にも多くの理由があり、意味があるのだと知りました。

 
◆受講後、翻訳原稿を作る際に変わったことがあったら教えてください。
それまでは、「まず英語を日本語に翻訳する→日本語を整える」という作業フローでした。しかし受講後は、「まず原文の意味を自分の中に落とし込む(いきなり書かない)→自分なりの日本語で表現する」というフローに変わりました。私の場合、せっかく日本語表現を磨いても、いざ翻訳となると原文に引っ張られて不自然な日本語になってしまう傾向がありました。ですので、原文をしっかり理解することを前提に、自分がライターや脚本家になったつもりで「自分の原稿を書く」ことを意識するようになりました。これがトライアル合格につながったのだと思います。

 
◆受講を検討中の皆さんへメッセージをお願いします。
私のようにトライアル合格に向けて勉強中の方や、日本語を書く力を身につけたい方にはぜひお勧めです。また、書くことを仕事にしていない人でも、日本に住んでいれば日本語は必ず使うはず。教養としての日本語を学ぶことができる貴重な機会だと思います。丸山講師と新楽講師という業界の最前線で活躍されている方々に教えてもらうことができるのも魅力の1つです。映画のコラム、雑誌のインタビュー、新聞記事の翻訳、新刊の書評などを書いてプロに添削して頂くことで、それぞれの世界を垣間見ることができます。受講後は自分の言葉に対する向き合い方が変わりました。今では友人にLINEを送る際も「主述の関係は正しいか」「言葉の組み合わせは良いか」などを意識してしまいます。皆さんもぜひ、挑戦してみてください。

 
日本語表現力強化コース
◆コースの詳細はこちら
http://www.jvtacademy.com/chair/lesson1.php


 
◆無料説明会の詳細とお申し込みはこちら
https://www.jvta.net/tyo/japanese-writing-special/