感動作『ドリーム』が9月29日(金)公開!JVTA講師の長尾絵衣子さんが字幕を手がけました!
アメリカの宇宙開発史に貢献した女性たちの偉業を描く感動作『ドリーム』が9月29日(金)から日本で公開中。この作品の字幕をJVTAの長尾絵衣子講師が担当しました!
1961年のアメリカ。NASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに必要な“計算”を行う優秀な黒人女性たちのチームがありました。まだ人種差別が色濃く残る当時、白人男性スタッフばかりの職場でも差別に屈せず、「有人宇宙飛行計画」という壮大な夢を諦めなかった3人の女性数学者の姿を追った実話です。全米で興収チャート11週連続トップテン入りを記録し、本年度アカデミー賞では、「作品賞」「助演女優賞」「脚色賞」にノミネートされた話題作がいよいよ日本に上陸。長尾講師からメッセージが届きました。
◆長尾絵衣子講師(字幕を担当)のメッセージ
去年の夏、ネットで予告編を見た時から公開を心待ちにしていた 作品です。字幕翻訳のご依頼を頂いた時には本当に嬉しく、また、この素晴らしい作品を日本にご紹介する責任に身の引き締まる思いでした。
宇宙開発をテーマにした作品なので、専門用語や特殊な言い回しが出てきます。様々な資料本や映画などを調べ、分かりやすい訳語、表現を考えました。例えばcomputerという単語は今では“電子計算機”と いう意味ですが、当時のNASAでは“計算の仕事をする人”という意味でした。“コンピューター”と訳してしまっては正しい意味 が伝わらないので、当時の職種名だと分かるよう、検討を重ねました。
ちなみにこの作品は音楽も魅力のひとつで、ファレル・ウィリアムスが全曲を書き下ろし、物語をテンポよく、感動的に彩っています。映画本編では歌詞の翻訳はありませんが、日本盤サントラCDでお楽しみください。歌詞対訳は偶然にも、私の大学の同級生にして大親友が担当しています。
人種、世代、男女の別なく、すべての人が楽しめて、明日から頑張れる勇気をもらえる作品です。ぜひお近くの劇場でご覧ください!
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JVTAにほど近いTOHOシネマズ日本橋でも公開中。
受講生の皆さんもぜひ足を運んでください!
予告編を今すぐチェック!
『ドリーム』
9月29日(金)TOHOシネマズシャンテ他、勇気と感動のロードショー
配給:20世紀FOX映画
ⓒ2016Twentieth Century Fox
公式サイト
http://www.foxmovies-jp.com/dreammovie/