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ニコラス・ケイジ主演『オレの獲物はビンラディン』の日本語字幕を修了生の岩辺いずみさんが担当

ニコラス・ケイジ主演『オレの獲物はビンラディン』の日本語字幕を修了生の岩辺いずみさんが担当

ニコラス・ケイジ主演『オレの獲物はビンラディン』が12月16日(土)から公開。この作品の日本語字幕をJVTAの修了生、岩辺いずみさんが手がけました!

 
『オレの獲物はビンラディン』は、愛国心にあふれたアメリカ人男性ゲイリーが、米同時多発テロの首謀者とされるテロリスト、オサマ・ビンラディンを追って、単身でパキスタンに乗り込むという奇想天外なストーリー。しかも実話というから驚きです。
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監督は2003年に『ボブ・ディランの頭のなか』で長編監督デビューを果たしたラリー・チャールズ。その後、2006年にはブラックユーモア満載のフェイク・ドキュメンタリー『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』で物議を醸し、世界に知られる存在になりました。チャールズは「ニコラス・ケイジ以上に大胆で、リスクを惜しまない俳優は現在のアメリカ映画界には存在しない」とケイジの演技へのスタンスを絶賛。一方、ケイジはチャールズとの初タッグで「その場その場で即興の演技ができる演出に興奮した」と話しています。ケイジは実際にゲイリーと会って交流を深め、髪や髭、体型だけでなく、声まで似せて熱演。代表作であるアクション映画の豪快なイメージとは全く違う姿を披露しています。

 

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◆修了生 岩辺いずみさん(日本語字幕翻訳を担当)のメッセージ

 
ロバの背中でほほ笑むニコラス・ケイジの姿を見ていただけたでしょうか? このために体重も白髪も(!)増やし、ビンラディン捕獲に挑む中年男性をノリノリで演じています。作品を選んでいるのか考えていないのか、何でもありのニコケイですが、今回は「愛され俳優ニコケイ、ここにあり!」という弾けぶり。啓示を与える神様役のラッセル・ブランドも、いい味を出しています。

 
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主人公のゲイリーは妄想も思い込みも激しく、かなり困った人なんですが、憎めません。根はいい人で、ほっこりするエピソードもあり、周りから迷惑がられつつも愛されています。それが伝わってくるのが本作の魅力。エンドロールにご本人が登場するので、ニコケイと比べてみてください!

 
ノリノリのニコケイに負けないよう、私もリズム感のあるセリフを心がけました。ゲイリーの“本人は大真面目だけど、おかしな感じ”が伝わるとうれしいです。楽しんで訳したので、皆さんもぜひ劇場で見て年末の疲れた頭をほぐしてくださいね。

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今年の「したまちコメディ映画祭in台東」でも上映され、注目を集めた作品がいよいよ劇場公開へ。ぜひ、ご覧ください!

 
『オレの獲物はビンラディン』
12月16日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にて全国順次公開
©2016AOODistribution,LLC.AllrightsReserved
予告編を今すぐチェック!

【監督】ラリー・チャールズ
【脚本】ラジヴ・ジョセフ&スコット・ロスマン
【製作】ジェームズ・D・スターン / ジュリー・ゴールドスタイン
【音楽】デヴィッド・ニューマン 【撮影】アンソニー・ハードウィック
【美術】セバスチャン・スークプ 【衣装】メアリー・E・マクリード
【出演】ニコラス・ケイジ / ラッセル・ブランド
ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ / レイン・ウィルソン / マシュー・モディーン

2016年/アメリカ/英語/92分/カラー/5.1ch/DCP/原題:Army of One/日本語字幕:岩辺いずみ/PG12/配給:トランスフォーマー

 
公式サイト
http://www.transformer.co.jp/m/finding-binladen/