『ガールズ&パンツァー 』バリアフリー上映に声優の中上育実さんが登壇!
8月30日(木)、シネマ・チュプキ・タバタにて『ガールズ&パンツァー 劇場版』『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』の音声ガイド&バリアフリー字幕付き上映とトークショーが開催されました。秋山優花里役の声優で、本作の音声ガイドのナレーションも務めた中上育実さんが登壇するということで、予約が殺到し、なんとキャンセル待ちは70人以上だったそうです。
(C)GIRLS und PANZER Film Projekt
今回のトークショーでは“UDトーク”という音声認識技術を使って文字を表示できるソフトを使用。話した言葉がスクリーンに表示されます。チュプキのコンセプトどおり、視覚や聴覚に障害のある方でも楽しめるようになっていました。
トークショーが始まり、中上さんが登場すると、来場者全員が起立してお出迎え。客席との距離が近く、まさにチュプキならではのアットホームな雰囲気です。中上さんは、劇中で登場するキャラクターのモノマネやアドリブが入った4パターンの音声ガイド収録について触れられ、「他の方が演じている役をやることがないので、とても新鮮でした」と解説。客席に向かって話しかけたり、呼びかけたりして、来場者と積極的に交流されていた姿が印象的でした。
※トークショーに登壇した中上育実さん(右)
また、別の上映回で息子さんと親子席で一緒に音声ガイドを体験されたそうで、「普段、なかなか子連れで映画館に行くことができないから、チュプキでゆっくり鑑賞することができた」とのこと。
最後には全員で、作中で登場する掛け声“パンツァー・フォー!”で締めくくり。
チュプキでは、今回のようなアニメ作品の音声ガイドを声優自らが担当するというオリジナル企画が人気を集めています。JVTAも『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』の字幕制作に協力しており、新しい取り組みを行っているチュプキを今後も応援していきます。
※『ガールズ&パンツァー 劇場版』『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』の上映はすでに終了しています。『最終章 第2話』の上映に期待です。
◆シネマ・チュプキ・タバタ 公式サイト
http://chupki.jpn.org/
※JVTAは映像のバリアフリー化のプロを養成しています。
MASC×JVTA バリアフリー視聴用 音声ガイド&字幕ライター養成講座
http://www.jvtacademy.com/chair/lesson3.php