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【修了生に聞きました】プロの映像翻訳者になるためのルートが明確だった

【修了生に聞きました】プロの映像翻訳者になるためのルートが明確だった

「字幕翻訳者になりたい」「映画の吹き替え版制作に関わりたい」…。映像翻訳の世界に興味を持った時、選択肢となる学習方法は様々だ。

JVTAの修了生は、なぜJVTAで学ぶことに決めたのか?実際に学んでみてどうだったか?映像翻訳者として字幕翻訳や吹き替え翻訳の世界で活躍するJVTA修了生に、生の声を聞いた。


回答者:見手倉友希さん

英日映像翻訳実践コースを2011年3月修了。2012年よりフリーランスとして活躍中。これまでドラマ、映画、ドキュメンタリー、リアリティ番組、スポーツ、エンタメ番組など多数の作品の英日映像翻訳(字幕・吹き替えボイスオーバー)を手がけている。

JVTAにはプロデビューまでの明確なルートがあった

映像翻訳を学ぼうと決めた際、いろいろな学校を検討しましたが、トライアルに合格すればプロデビューできて必ずお仕事をいただけるというJVTAのシステムが一番の魅力でした。実際にトライアル合格後は、OJTで手厚くご指導いただいたのち、すぐにお仕事をいただけました。


映像翻訳者としての実務を想定した課題・授業

字幕作成のルールから解釈・表現の仕方まで、JVTAで学んだ翻訳スキルはすべて仕事で役立っています。特に映像翻訳実践コースでは実際の仕事の発注と同じ形式で課題が出ます。そのため、受講時から課題にかける所要時間を計って作業効率を考えるようになりました。また、常に「テレビで流せる訳案か」という意識を持ち、視聴者に誤った内容を伝えないようにというプロとしての心構えも身についたと思います。おかげで、実際に仕事を受けるようになってからも戸惑いはほぼありませんでした。

また、JVTAの映像翻訳コースは1つのコースで字幕と吹き替えの両方を学ぶことができます。私の場合、仕事を始めて最初の数年は字幕の仕事の受注が多く、吹き替えができるか不安でした。ですが、いざ吹き替えの案件を受注すると、授業で学んだ経験を元になんとかこなすことができ、現在は吹き替え案件も多く受注しています。字幕と吹き替えで別々のコースを受講して時間とお金をかける必要がなく、映像翻訳者として必要なスキルをまとめて学ぶことができて良かったと思います。


最近の主な担当ジャンルや作品

最近は科学系バラエティー番組の吹き替えをよく担当しています。YouTubeなどに投稿されている高視聴率動画を20位からランキング形式で紹介しながら、科学者たちが科学的な観点から解説していく番組です。翻訳にあたっては、紹介される動画ごとに、物理の法則や生物の特徴など多岐にわたる調べものが必要になります。理系の科目がすごく苦手だった私にとっては科学の原理を理解して訳出するのがとても大変ですが、幅広く様々なことを知ることができて楽しいです。また、失敗動画やおふざけ動画などを面白おかしく解説してくれるので、その面白さを訳出する難しさを感じつつも、毎回楽しみながら作業をしています。



JVTAでは受講生に、「課題であっても仕事のつもりで取り組んでほしい」と伝えている。JVTAは「職業訓練校」であり、最終的なゴールは、映像翻訳者として仕事ができる実力を身につけること。学習中から「仕事」という意識を持つことで、見手倉さんのようにプロデビュー後も戸惑うことなく仕事をこなせるようになるのだ。


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