「言葉磨き」は 「自分磨き」 JVTA代表 新楽直樹講師インタビュー
「日本語表現力強化コース」は2018年2月21日(水)に開講します。約2カ月にわたる、日本語に特化したコースでは、JVTA代表の新楽直樹講師と同コース主任の丸山雄一郎講師が受講生の課題を添削し、良い点、改善点を具体的に指導していきます。受けることでどんな力が身につくのか? 今回は、本コースの「日本語表現の基本」(第1回目)、「新刊紹介コラム・書評を書く」(第6回目) で講義を行う新楽講師に話を聞きました。
・新楽直樹(にいら なおき)
書評家として約20年にわたり、コラムを執筆し、これまで3000冊以上のビジネス書を紹介。また、日経ビジネスオンラインの人気連載「『シン・ゴジラ』、私はこう読む」に映像翻訳の視点でコラムを寄稿。この連載は好評により、電子書籍版が発売され、大きな話題となっている。
◆「編集の学校」のメソッドを再現
当校ではプロの映像翻訳者に必要なスキルを‘6つの資質’として定めており、日本語応用表現力はその中の1つとして位置づけられています。本コースでは、その重要な資質を“編集者やプロライターと同等の表現力を身につける”という目標に向かって伸ばしていきます。教室では、私がかつて運営に携わった編集者やライターを育成する学校「編集の学校」(東京・渋谷)で作り上げたメソッドをそのまま再現します。特に‘翻訳者のために’とは区別せず、日本語のプロを目指す人向けの授業を行います。
◆日本語で勝負できる人材を輩出するJVTA
日本語表現の向上に重きを置く当校からは、映像翻訳者のみならず、日本語で勝負できる人材が巣立っています。映像翻訳者であり映画評論家としても知られる柏木しょうこさんも当校の修了生。人気連載をもつ傍ら、テレビ番組でもコメントするなど活躍の幅を広げています。同じく修了生の土橋秀一郎さんは、当校のウェブサイト「JVTA.net」で「これがイチ押し、アメリカン・ドラマ」を連載中。全国誌で連載しても不思議ではないクオリティでファンを増やしています。また、ニールセン北村朋子さんは、デンマークに移住後、現地で翻訳者や通訳者、コーディネーターとして活躍するほか、風力発電に関する本『ロラン島のエコ・チャレンジ – デンマーク発、100%自然エネルギーの島』(野草社)を執筆。ハフィントンポストのウェブサイトに記事の投稿もしています。翻訳者で児童文学作家としても活躍する小松原宏子さんは、書籍の翻訳に加え、映像翻訳のスキルを活かして名作小説を子どもたちのために分りやすく編訳したり、自らも子ども向けの小説を数多く執筆しています。
◆「言葉」はその人の魅力そのもの
表現のプロ、つまり「言葉」で食べていく人が創り出す「言葉」は、その人の魅力そのものです。自分の価値を高めるために「言葉を磨く」か?「ファッション・アイテムを増やす」か? 突拍子もない質問に聞こえるかもしれませんが、自分ための投資という点では同じですよね。ぜひ「言葉磨き」を選んでほしいです(笑)。
<参考>
◆「『シン・ゴジラ』、私はこう読む」 電子書籍版
http://business.nikkeibp.co.jp/special/godzilla/
◆柏木しょうこさん
インタビュー記事
「『ブレイキング・バッド』字幕翻訳者に突撃インタビュー!」
http://dramanavi.net/column/2014/06/post-264.php
◆土橋秀一郎さん
“Viewer Discretion Advised!”これがイチ押し、アメリカン・ドラマ
https://www.jvta.net/blog/viewer-discretion-advised/
◆ニールセン北村朋子さん
公式サイト http://www.atree.dk/
インタビュー記事 https://www.jvta.net/tyo/nielsen-kitamura-tomoko-san2016/
◆小松原宏子さん
インタビュー記事
修了生・小松原宏子さんが名作をモチーフに児童短編小説を執筆!
https://www.jvta.net/tyo/meisaku-tensei/
★日本語表現力強化コース
受講対象者:受講生・修了生、映像翻訳Web講座の受講生・修了生、新規の方
※本コースは当校の受講歴のない方も受講いただけます。
講座の詳細
http://www.jvtacademy.com/chair/lesson1.php
無料説明会・お申し込み
https://www.jvta.net/tyo/japanese-writing-special/