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【今年もJVTAが字幕制作でサポート】「第18回難民映画祭」が11月6日(月)から開催

<strong>【今年もJVTAが字幕制作でサポート】「第18回難民映画祭」が11月6日(月)から開催</strong>

現在、世界で紛争や迫害で家を追われた人の数は、約1 億 1,000 万人。実に日本に暮らす私たちとほぼ同じ数の人たちが厳しい環境に置かれている。昨今のウクライナ侵攻やハマスによるイスラエル攻撃、リビアの洪水、アフガニスタンやモロッコの大地震などでも、困難な状況に直面している人たちの数は増え続けている。

 
難民映画祭は、こうした人たちのリアルな姿を捉えた作品を上映し、日本社会で理解と支援の輪を広げていくことを目的とした映画祭だ。UNHCR駐日事務所の主導で 2006年から開催(2017年からは国連UNHCR 協会が主催)。これまで260 作品 を上映し、10 万人以上の人たちが参加してきた。18回目となる今年は、11月6日(月)からスタート。オンライン配信と東京会場のハイブリット開催で、6作品(日本初公開5作品と2021年の上映1作品)を鑑賞することができる。今年は日本初公開作品のうち、3作品の日本語字幕をJVTAの修了生23人がチームで担当、2作品はJVTAの指導により、明星大学と青山学院大学の学生が日本語字幕を手がけている。
 

 
JVTAは第3回目となる2008年から字幕制作でこの映画祭をサポート。多くの修了生がボランティアで協力している。今年も11月の映画祭開催に向けて、7月に国連UNHCR協会からゲストをお迎えし、JVTAで翻訳チームのキックオフミーティングを敢行、1作品に対して複数の翻訳者のチームとディレクターのチェックを重ねて日本語字幕を制作した。

 
今年の上映作品は、すべてドキュメンタリー。ベネズエラ出身の世界的指揮者の活動やカナダでシリア難民の心のケアに向き合う人々、アフガニスタンで音楽活動を続ける女性、南スーダンの母として知られる女性、アフガニスタンからヨーロッパへ逃れた若者などの姿を追っていく。さまざまな場所でそれぞれの困難に立ち向かう人々の姿をリアルに知ることができる作品ばかりだ。

 
◆上映作品の詳細はこちら
https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff#movies
◆映画祭公式サイトにはUNHCR親善大使のMIYAVIさんからのメッセージが寄せられている
https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff/message#miyavi

 

鑑賞の受付は、10月12日(木)からスタート。オンライン配信は1作品から視聴が可能(6作品まとめて鑑賞の受付もあり)で、無料鑑賞のほか、寄付つき鑑賞を選択することもできる。劇場鑑賞の場合は1作品のみ鑑賞で申し込み、先着順で定員に達したら受付終了となる。

 
難民支援の第1歩はまず知ること。JVTAでは翻訳を通してその活動をサポートし続けている。開催に向け、今後、翻訳者の字幕制作秘話なども紹介していく。

 

「第18回難民映画祭」
【オンライン開催】  2023年11月6日(月)~11月30日(木)
【劇場開催(東京)】 2023年11月6日(月)/11月23日(木・祝)/11月25日(土)


公式サイト
https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff

 

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