【JVTAの学校教育プログラム】明星大学 国際コミュニケーション学科で映像翻訳を指導
JVTAでは社会人のためのスクールとは別に学校教育機関でも講義を行っている。講義は語学教育、映像を中心としたメディア教育、コミュニケーション教育などが一貫したテーマとなっており、“Language Communications and Media”の頭文字を取ってLMC教育プログラムとして、2010年から国内外の大学から小学校まで40校以上で指導を続けてきた。講演やゲストとしての招聘にとどまらず、大学、高校などの複数の学校で正規の科目や長期の講義として採用されているという実績がある。
明星大学 国際コミュニケーション学科では、2014年から英日字幕翻訳を中心に学ぶ通年の正規授業の指導を受け持ち、JVTA所属の6人の非常勤講師が毎週講義を行っている。夏休み期間中に行われる夏期集中講義において恒例となっているのは、UNHCR難民映画祭で上映される長編ドキュメンタリー映画の日本語字幕を作成すること。さらにその成果を発表する学内での上映会の企画・運営・宣伝活動も講師陣の指導の下、学生が担うことも大きな特徴だ。学生たちにとっては映像翻訳の作業を通して難民問題を学び、深く考える機会となっている。
[JVTA講師]6名
[人数]約24名
[期間・時間]通年
◆2022年度 明星大学 特別上映会/難民映画祭パートナーズ 特設サイト
https://www.jvtacademy.com/lmc/meisei/2022/
【桜井徹二講師のコメント】
この授業は語学の学習を目標としたものとは異なり、作品やセリフに現れる文化的なギャップを理解し、それを字幕を通じていかに伝えるかという点にフォーカスしたものです。そのため、翻訳の指導では話者の意図や感情を深く掘り下げることを繰り返し強調しています。また、後期は上映会の準備・運営という、それまでとは全く異なる授業内容となります。学ぶことや発揮すべき能力が多岐にわたる授業ですが、学生たちにとってはそれぞれの得意な分野や好きな分野を見出すことにもつながり、他の授業では味わえない充実感・達成感を味わえるようです。
◆JVTAの学校教育プログラムに関する詳細はこちら
https://www.jvtacademy.com/aboutus/program/