~コマ単位受講のススメ①~プロの英日映像翻訳者に必要な「日本語力」に注力する
~コマ単位受講のススメ①~
プロの英日映像翻訳者に必要な「日本語力」に注力する
おすすめ講座:英日映像翻訳科 総合Ⅰ「日本語表現力の基礎」
【JVTAの「コマ単位受講制度」】
JVTAでは2024年10月期から、修了したコースの授業をスポットで受講できる「コマ単位受講制度」がスタート。これにより、復習したい授業を改めて受けたり、自身が受講していた時にはなかった新しい授業を受けることが可能になりました。映像翻訳者としてさらにステップアップしたい方やトライアル合格を目指して弱点を克服したい方などにおすすめです!
映像作品を日本語字幕で見ている時、何かが引っ掛かった経験はあるだろうか?誤訳というわけではなく、解釈が大きく間違っているわけでもない。しかし、何かが引っ掛かった…。そんな時の引っ掛かりの原因は、「日本語の使い方」の可能性がある。
JVTAでは翻訳スクールとしては珍しく、日本語表現力について学ぶ内容がカリキュラムに含まれている。英日映像翻訳の総合Ⅰ、総合Ⅱ、実践のすべてで用意されており、該当の授業の事前課題には英文は一切用いない。純粋に「日本語の文章」を題材に授業が行われる。
字幕や吹き替えで必要とされる日本語表現は、テレビや新聞、雑誌などで使われるのと同じ「メディアの日本語」である。そんな「メディアで使われる日本語」を作るためのポイントを学べるのが、英日映像翻訳科 総合コース・Ⅰの「日本語表現力の基礎」。授業を担当する丸山雄一郎講師は、大手出版社で漫画や週刊誌、書籍などの編集者を務め、メディアの日本語を数多く見てきたプロフェッショナルだ
受講生は事前に下記3つの課題に取り組み、授業に挑む。
・指定の文字数で映画の紹介記事を執筆する
・日本語に翻訳された記事を読み、「自分ならどう直すか」を考える
・日本語で書かれた記事を読み、指定文字数まで削るためにはどこを削除するか考える
「メディアで使われる日本語とはどんなものなのか?」「自分の日本語表現は良いのか悪いのか」「翻訳者が意識すべき日本語のポイントとは」…課題に対する解説や添削を通して、これまで無意識で使っていた日本語について深く考えることができる。また、自分の表現を日本語のプロフェッショナルに添削・評価してもらうことで、自分の日本語力と客観的に向き合うことにもなる。
もっと日本語表現を磨きたいと感じている人、翻訳者になって改めて日本語力の重要性を感じてる人、また日本語表現のカリキュラムが組み込まれていない映像翻訳Web講座の受講生に、本授業はおすすめだ。日本語表現力を磨き、字幕・吹き替えにふさわしい言葉を紡ぐスキルを身につけてほしい。
授業を担当する丸山講師からメッセージをもらいました!
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