「SSFF & ASIA 2019 秋の映画祭」が10月17日(木)にスタート! 注目は菅田将暉初監督作品!
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019 秋の映画祭」が、10月17日(木)から4日間、東京・恵比寿の東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内)で開催されます! JVTAはこの映画祭を字幕制作でサポート、ほとんどの上映作品の字幕を修了生が手がけています。6月に開催されたSSFF & ASIA 2019の受賞作品を中心に、特別上映となる新作を含む約40作品の短編が一挙上映されます。
特別上映作品は『クローバー』。俳優の菅田将暉さんの初監督作品です。太賀さん演じるサラリーマンが上司や友人にもらったプレゼントをきっかけに大切なものに気づいていく物語。菅田さんは自らも出演しています。音楽の分野など幅広く活躍中の彼が作り手としてどんな演出を見せてくれるのか、ファン必見の1作です。
※『クローバー』監督:菅田将暉
さらに、スウェーデンの美形俳優、ビル・スカルスガルドの主演作も日本初公開。閉ざされた空間で同じルーティーンを無限に繰り返す男女を描くファンタジーです。ビルはスティーヴン・キング原作のホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の不気味なピエロ、『シンプル・シモン』のアスペルガー症候群の青年、R指定のヒーロー映画『デッドプール2』では口から酸を吐くキャラクターなど個性的な役柄で異彩を放ってきました。待望の続編『IT/イットTHE END“それ”が見えたら、終わり。』が11月1日(金)に公開を控える今、注目の1本です。
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※『石が現れた』監督 : Constantine Venetopoulos
秋の映画祭恒例の企画といえば「秋のBRANDED SHORTS プログラム」。2016年からスタートした映画的な広告作品を集めた部門です。この秋は国内外の広告祭・広告賞で受賞・ノミネートの15本がラインナップ。ショートムービーならでは魅力を味わえる特集です。
※『The Most Vicious Cycle』監督: Ben Smith
※『The Truth Is Worth It: Resolve』監督: Martin + Lindsay
トークセミナーには、世界の映画祭で高い評価を受ける濱口竜介監督が登壇します。
JVTAはこれまで、濱口監督の多くの作品(『なみのおと』『親密さ』『不気味なものの肌に触れる』など)で英語字幕を手がけてきました。『ハッピーアワー』はスイスの第68回ロカルノ国際映画祭で、主演4人が最優秀女優賞を受賞、5時間17分というこの大作の英語字幕をJVTAの修了生6人が手がけました。2018年の東出昌大さん主演の『寝ても冷めても』は、第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されたほか、世界20カ国以上で劇場公開されるなど世界が注目する日本のクリエイターの1人です。このイベントでは、濱口監督の短編映画『明日のキス』と『天国はまだ遠い』(英語字幕をJVTAが手がけました)が上映される予定。見逃せません。
※濱口竜介監督
さらに、今年6月に開催された本祭の受賞作品も再上映。映画祭最高賞のジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)を獲得した『見下ろすとそこに』をはじめ、インターナショナル部門優秀賞の『兄弟愛』、ノンフィクション部門『ドゥルセ』、Shibuya Diversity アワード『街角のワールドカップ』などをの傑作を再び観られるチャンスです。今年の本祭で字幕を担当した受講生・修了生の皆さん、今すぐ公式サイトをチェックしてみてください!
※『見下ろすとそこに』監督 : Zhengfan Yang
JVTAはこれからもショートショート フィルムフェスティバル & アジアをサポートしていきます。
◆ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019 秋の映画祭
10月17日(木)、18日(金)、19日(土)、20日(日)
東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内)
https://www.shortshorts.org/2019/autumn/
◆ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019のJVTA取材記事はこちら