深井裕美子講師が日本語訳を手がけた、東京とオリンピックの英語ガイドが発売中!
2020年はオリンピックイヤー。海外からの観光客が一気に東京にやってきます。皆さんは外国人に日本について正しく教えることができますか? 「自信がないな…」 という皆さんにぜひ手に取って欲しい1冊『バイリンガルコミックス 英語でガイドする東京+オリンピック』が発売されました。この本の翻訳をJVTAの深井裕美子講師が手がけています。
主人公はタケシ。オリンピック観戦で来日した英国留学時代の友人、デイヴィッドと恋人のマリーに東京を案内します。マンガの吹き出し部分は英語、さらに枠外に日本語の訳があり、日本人も外国人も楽しめる内容です。
街中での道案内はもちろん、電車の乗り方やSUICAの使い方、ホテルのチェックインなど実用的な情報に加え、麺をすする音、大浴場でのマナーなど文化の違いを解説。また、1964年の東京オリンピックとの比較や、過去の伝説的な選手の物語など日本人でもためになる知識が盛り込まれています。
◆日本語訳を手がけた深井裕美子講師のメッセージ
手がけたバイリンガル・コミックスも『忠臣蔵』『西郷隆盛』に続き3冊目となりました。今までと同じくスコットランド人の原作、日本人の作画・翻訳ですが、今回は初めての現代物です。
最近では旅行先として日本の人気が高まっています。わたしも海外の友人が立て続けに来日し、そのたびに地元・東京の案内をしています。そんな折、この本の依頼を受け、喜んで引き受けました。作家が外国人だけに、取り上げている事象も外国人の視点から興味を持ったものばかり。日本人の書いた本とは一味違うように思います。大河ドラマ『『いだてん~東京オリムピック噺~』』の主人公のひとり、金栗四三のストックホルム・マラソンの逸話(結末まで!)が英語で読めますし、もうひとりの主人公、「まーちゃん」こと田畑政治も、少しですが登場します。
翻訳面では、できるだけ登場人物のキャラを立てながら、狭いスペースにコンパクトに情報を詰め込むことに苦心しました。ご一読いただければ幸いです。
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皆さんもぜひ、活用してください!
書名:『バイリンガル・コミックス 英語でガイドする東京+オリンピック』
著者:ショーン・マイケル・ウィルソン(作)、Makiko Kodama(画)、深井裕美子(訳)
出版社:講談社
発行日:2019/12/12
価格:紙版 1,320円 Kindle版 1,100円
ISBN: 978-4065181638
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