JVTAが日本語字幕を担当 『アレッポ 最後の男たち』が、第90回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネート
JVTAが日本語字幕を担当し、2017年の国連UNHCR難民映画祭で日本初上映された『アレッポ 最後の男たち』が、第90回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされました! また、ラッパーとラジオパーソナリティとして活躍する宇多丸氏も、発売中の『映画秘宝 』3月号で、2017年ベスト10に同作品を選んでくださいました。宇多丸氏は、同映画祭の公式サイトにメッセージを送るなどサポートをしています。
“難民映画祭”は世界の各地で過酷な生活を強いられている人たちの実情を知ってもらうために、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が行っている映画祭。JVTAはその趣旨に賛同し、毎年字幕制作で協力しています。
『アレッポ 最後の男たち』は、爆撃が続くシリアの街アレッポで人命救助に奮闘する男たち「ホワイト・ヘルメット」の姿を追ったドキュメンタリー。突然の攻撃で一瞬にしてガレキとなった現場に駆けつけ、命がけで救助にあたる彼らの日常が描かれています。
©Aleppo Media Center
★日本語字幕を担当したのは修了生7名の皆さんです。
お疲れさまでした。
大本仁美さん
日下淑子さん
シェパードソンゆかりさん
先崎進さん
土肥英津子さん
バゼミニエクスさん
増渕裕子さん
★同作のディレクションを担当した桜井徹二講師のコメント
日本では想像することすら難しい絶望的な状況を描いた、とても悲しい作品です。それだけに非常に力のある作品ですし、それを後押しする字幕もすばらしい完成度です。アカデミー賞の結果にかかわらず、機会があればぜひ観てみてください。
国連UNHCR難民映画祭
アレッポ 最後の男たち
http://unhcr.refugeefilm.org/2017/movies_detail/movie_g/
第90回アカデミー賞の発表は2018年3月4日(現地時間)。
JVTAもその行方を見守りたいと思います。