【イベントレポート】「クラスメートの新しい側面が見えた!」2022年10月期ウェルカムパーティーをリモート開催!
ウェルカムパーティー初!英語と日本語のバイリンガル進行でお届け!
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は毎年、新しく映像翻訳を学び始めた方を迎えたウェルカムパーティーを開催している。
2022年10月期のウェルカムパーティーも引き続きリモートで開催。「英日映像翻訳総合コース・Ⅰ」「日英映像翻訳総合コース」、バリアフリー字幕や音声ガイド制作のスキルを学ぶ「バリアフリー講座 音声ガイドディスクライバー養成講座」、そして英文解釈力の向上を目指す「イングリッシュ・クロック ロジカルリーディング力強化コース」 の受講生・スタッフ合わせて約70名が参加した。
ウェルカムパーティーでは毎回スクールスタッフが司会を務める。今回は日英映像翻訳コースのサポートをする和田とエイモスが担当。初めて英語と日本語のバイリンガル進行となり、パーティーがより盛り上がった。
パーティーのスタートはJVTA代表・新楽からの挨拶から。新楽は参加者に向け、このパーティーを通して「JVTAスタッフのことを知ってほしい」、「同じ志を持った仲間のことを知ってほしい」と語った。挨拶の最後には、愛犬のソックス君も画面に登場。かわいらしい姿に、参加者は皆笑顔になっていた。
乾杯の音頭は翻訳室チーフディレクターであり、英日・日英映像翻訳の両方で指導する石井清猛講師が担当。2022年は韓国ドラマ『イカゲーム』が世界中でヒットし、その翻訳についても熱く語られた年だったと話した。乾杯の後は講師陣、受講生の皆さんの学習をサポートするクラス担当スタッフ、そしてJVTA各セクションの代表者の自己紹介が行われた。
グループワークで絆が深まった!「3値映画クイズ」
今回のメインアクティビティは「記憶力と推理力を試す!『3値映画クイズ』」。「Five Oscars」「Maria and Seven Children」「エーデルワイス」と言えば?のように、3つのヒントから映画作品を当てるクイズだ。ちなみに例題の答えは『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年)である。
参加者はグループごとにブレイクアウトルームに分かれ、問題に取り組んだ。すでに学期は始まっており顔見知り同士のため、各チーム和気あいあいと相談している様子。クイズは年代もジャンルもバラバラな作品のため、それぞれの参加者で得意・不得意を補いながら取り組んでいた。中には「邦題だと中黒は必要か?」「パート1とパート2両方必要か?」等、映像翻訳学習者らしい議論を交わしているグループもあった。
すべての回答がまとまったグループでは、回答に上がっていた作品のストーリーについて話が盛り上がることも。また各グループにJVTAスタッフや講師が参加していたため、普段聞けない映像翻訳の仕事について話すこともあれば、映像翻訳コースとバリアフリーコースの違いについて話が及ぶグループもあった。
正解発表では、回答毎に参加者が一喜一憂。引っかけ問題に引っかかってしまったと悔しがることもあれば、「この回答も正解では?」と映画に詳しい参加者からの提案で場がさらに盛り上がる場面もあった。回答発表時にはグループの垣根を越えて、全員が一緒になって楽しんでいる様子がよく見て取れた。最終的に優勝したのは、JVTAの浅川講師が率いるHグループ。全問正解での優勝ということでアクティビティは幕を閉じた。
アクティビティの後は再度グループに分かれての歓談タイム。映像翻訳者を目指したきっかけや好きなドラマの話。中には海外からアクセスしている参加者もいたので、時差の話で盛り上がったり、「自分の好きな漢字」について共有したりというグループもあった。共同作業をやり遂げた達成感もあり、各グループの雰囲気はさらに近しいものになっていた。
最後の挨拶は、英日映像翻訳総合コースで講師も務める翻訳事業推進部の藤田奈緒講師。「同じ時期に学ぶ仲間は、実際に仕事をするようになってからも心の支えになる。このご縁を大事にしてほしい」という藤田講師の言葉に、画面越しの顔が一斉に頷いていた。
終了後の参加者アンケートでは、「同じコースで違う曜日に受講する方々と交流ができた」「クラスメートの新しい一面を見ることができた」「リモート受講だと縮まりにくい他の人との距離が縮まった」と、受講生同士のコミュニケーションを楽しむことができたというコメントが多かった。また、「講師やスタッフとゆっくり話せてよかった」「実際の仕事の体験談や、講義の活かし方を聞くことができた」など、講師やスタッフとの交流を満足ポイントに上げた参加者も多かった。
開催挨拶で新楽が語ったのは、「仲間のことを知ってほしい」「JVTAスタッフのことを知ってほしい」という2つ。参加者アンケートからは、誰もがこの2つを実行していたということが読み取れる。「歓談タイムをもっと伸ばしてほしかった」「定期的に集まりを開催してほしい」という声もあり、パーティーを通して仲間との絆が深まったようだ。スキルの習得に加え、様々な人とのつながりを得ること。それはJVTAが大切にしていることである。
JVTAは今後も皆さんの学習を全力でサポートしていきます。
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