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<イベントレポート>インプットなくしてアウトプットはなし!どんな本からも学ぶことがある

<イベントレポート>インプットなくしてアウトプットはなし!どんな本からも学ぶことがある

<イベントレポート>【緊急企画!】JVTA無料ライブシリーズ 「巣ごもり応援 オンラインセミナー 17本ノック!」
「日本語表現力を押し上げる〈新・読書術〉 〜選書のコツ・仕事の力に変える読み方、教えます〜」
 

本校代表の新楽直樹によるセミナー、「日本語表現力を押し上げる〈新・読書術〉 〜選書のコツ・仕事の力に変える読み方、教えます〜」を2月5日(金)に開催。188名もの方々が参加してくださいました。
 

■完全に自分のものになった言葉しか使えない
25年にわたりメディアにブックレビューを書き続けてきた新楽がまず冒頭で述べたのが、「良質な言葉や表現を取り入れていなければ書くことはできない、つまり読書は必須」との言葉。しかし、単にどこかで読んだ表現を使ってみても所詮は借り物で、説得力を持たせることはできないといいます。大切なのは、自分の体の一部にするぐらい没頭して読んでみること。頭と心と身体の一部になった言葉だけが他者の共感を得ることができると語りました。
 

■本に出会うために書店に足を運ぼう
意外だったのは、教養・実務書といったノンフィクション作品にも日本語表現力を高めるヒントが詰まっているというポイントです。筆者が自分の知りうるすべてを出し切った本には学ぶべきことが多く、どの本がいいかということよりも、自分が心惹かれる本に出会うことが大事だと話していました。そのためにも書店に足を運んで、タイトルはもとより、背表紙や表紙を眺めて心に刺さった本を手に取って、前書きを読んでみると良いといいます。
 

■損得を考えず没入することで得られるものがある
現在すべての授業をオンラインで行っている本校ですが、昨年早々にオンライン化を決定できた理由の一つがビジネス書を読んでいたからだったという裏話も。また、本を読むことで気忙しい日常から一歩置き、立ち止まってゆっくり考える時間を持つと、何かしらの気づきがあるはずだと語りました。文章力を上げようと意識するあまり読書をツールとして考えるのではなく、損得勘定抜きで本に没入することこそが日本語表現力の向上につながり、ひいては人生そのものも豊かにしてくれる。本の魅力に改めて気づかされた方が多いのではないでしょうか。